【医療崩壊】新市長の医師給与見直し発言で、医師が大量退職−大阪府阪南市
2008年11月21日
記事
先の大阪府阪南市長選挙で、現職を破り当選した福山敏博市長(57)だが、いきなり岐路に立たされたようです。
発端は、選挙公約で、医師給与の見直しを検討すると発言したことから始まるようで、阪南病院の医師8人が、話が違うということで、辞表を提出という事態になっています。
余談ですが、公立病院ですから、医師も地方公務員であり、「辞表」というより「退職願」が正しいと思う。
時系列
医師の大量退職 → 内科休診 → 病院の売上激減
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現在の市長である、福山敏博氏が病院副理事長就任?
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市長との軋轢が表面化してくる。
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医師給与見直しにより、2名の内科医を確保
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内科の診察が再開
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福山敏博氏が市長と対立し、市長選へ立候補
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選挙戦で、医師給与の見直しの検討を言及
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現職市長を破り、福山敏博氏が初当選
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医師8人が、給与見直しに対し反発
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辞表の提出
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福山敏博市長が説得中 ← 今ココ
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公約破りで、見直しを撤回? or 診療休止?
さて、公立病院がで、「稼ぎ頭」である内科の医師が退職するということになると、当然病院の経営は傾きます。
病院の職員も地方公務員ですから、簡単にリストラすることもできず、仕事も無いが、給与は発生し、当然資金難を引起します。
その資金問題の解決方法は、新しい医師招聘による売上の確保又は、市の一般会計からの繰入金しかありません。(公立病院で運営する場合)
前者は、全国で医師が不足している中で、早急に集める事はほぼ不可能でしょう。
この病院の場合、和歌山県の大学から医師の派遣を受けているわけですが、当然、大学医局も人手不足の状態であり、簡単に派遣できる訳がありません。
そうなると、残されたものは、一般会計からの繰入金となります。
簡単に説明すると、市のサービスを削って、病院を維持するということです。 福祉、教育、産業、建設etc・・・ あらゆるサービスを削り、医療政策につぎ込む。
しかし、医療政策もも医師が居ない状態では、市民に対し、医療サービスを提供する事は出来ず、「病院職員の給与対策」にしかなりません。
ネックとなっている人件費を削減し様にも、自治労(職員労働組合)の支援を受けての当選ですから、職員給与の削減や分限免職(リストラ)も難しいんじゃないかな。
市長就任前にも、自分の人脈を使って、医師を招聘するとか発言していたそうですが、是非頑張ってもらいたいですね。
尾鷲市のある議員が、「3000万なら大学の助教授クラスがとんでくる」と発言し話題となりましたが、結局はとんでこなかったようですからね(苦笑)
しかし、選んだのは市民。
>医師らは、福山市長の発言は、給与体系を見直した議会の議決を無視したもので、信用できなくなったなどとして反発。
もっともな話ですね。
まあ、赤字病院を閉鎖することによる、行政改革の一つという戦略かも知れませんけどね。(苦笑)
阪南市立病院 医師8人が辞表 新市長に反発、再建厳しく
11月12日16時23分配信 産経新聞
医師の大量退職から経営難に陥った大阪府阪南市立病院で、新たに確保した医師が新市長の病院経営見直しなどに反発し辞意を伝えている問題で、医師8人が12日、辞表を提出した。この日就任した福山敏博市長は話し合って慰留する考えだが、市立病院の運営は再び厳しい局面を迎えた。
この日午前中に、辞表が提出された。関係者によると、常勤的に診療をしている医師2人のほか、当直医などで、来年2月末などに退職する意向という。
阪南市立病院は、医師の大量退職で昨年7月に内科が休診。その後、歩合給を導入して医師の平均年収を約2000万円に引き上げる待遇策を掲げるなどして医師確保を進め、今年9月に内科の診察を再開するなど再建に乗り出していた。しかし、10月の市長選で現職を破り初当選した福山市長が、歩合給の見直し検討などに言及していた。
医師らは、福山市長の発言は、給与体系を見直した議会の議決を無視したもので、信用できなくなったなどとして反発。これまでに辞意を表明していた。市側は慰留に努めるが、辞職につながれば、医療収益が大きく減少するなど、運営に支障が出るおそれがある。
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